<はじめに>
前回の記事では、2025年8月に「サブスリーを本気で狙う」と決めた理由を書いた。
この記事では、その決意から本番3週間前の現在まで、どのように積み上げてきたのかをエグゼクティブサマリとして整理する。
細かな練習内容や、判断の是非については今後、個別の記事で取り上げていく。
ここではまず全体像だけを示したい。
<8月時点の出発点>
8月に走り始めた当初、自分の身体がどの位置にあるのか、正直よくわかっていなかった。
象徴的なのが2025年8月11日、ランを再開したその日のEランだ。
9kmを1kmあたり6分弱のペースで走っているが、心拍数は191bpmまで上がっている。
正直、設定は10kmであったが、この”口から心臓が飛び出そうな心拍”でそれ以上のラン継続を断念し、9kmで止めたのが実態である。

今振り返ると、数字も「一見走れているように見えるが、全く余裕はない」状態であることを語っており、主観のそれと一致している。
この時点ではサブスリーどころか、フルマラソンを安定して走れる土台すら怪しいと言わざるを得ない。
<再起動期(8月〜9月)>
こんな状態だった私は、8月を「再起動期」と位置付けた。
この時期の最優先事項は速くなることでも強くなることでもなく、
”走る習慣を絶やさないこと”
だった。
週4回走る。内容はEラン中心、多少無理をした場面もあったが、まずは身体を”走る生活”に戻すことを優先した。
<基盤形成期(9月〜11月)>
9月以降、暑さが少し優しくなっていく中で、少しずつ走れる感覚が戻ってきた。
一方で、「このまま勢い任せでは、どこかで破綻する」という危うさも感じ始めた。
ここから、練習を目的別に整理し、押さえるべきところを押さえる意識が強くなっていく。
・EランはEランとして走る
・ポイント練習は入れすぎず、一度に複数の目的を入れない
・ロング走は完走前提で行う
この判断が正しかったかどうかは、結果が出るまでわからない。
だが少なくとも、行き当たりばったりの練習ではなくなった。
<仕上げ期(直近)>
本番が近づくにつれ、この挑戦は「成長」ではなく、「成功確率を高める」フェーズに遷移した。
新しいことを足すより、これまで積み上げてきたものを崩さないことの方が重要になっている。
この段階でランと向き合うにあたっての判断基準を明文化し、「サブスリー達成プロジェクト」としてのルールをはっきりさせるようになった。能力を伸ばすための足す練習より、当日走り切れる可能性を優先し、練習を削る判断をするものだ。
この記事を書いている今はさいたまマラソン本番まで3週間を切っている。
不安はある。完璧な状態とも言えない。
それでも、8月の191bpmのEランから考えれば、ここまで積み上げてきた事実は確かにある。
このブログでは、ここまでの過程で行なってきた判断を1つずつ振り返っていく。
・なぜ入れなかった練習があるのか
・なぜペースを、あるいは距離を抑えたのか
・なぜその判断を捨てたのか
それらを、できるだけ正直に、等身大に記録していきたい。


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